成果が出るまで支援する!回し続けるPDCA福祉業界にも経営感覚を!

工賃障がい者が福祉作業所で作業をして受け取る報酬のこと。

雇用契約を結び、最低賃金以上を支給するA型作業所とは違い、

雇用契約を結ばない就労継続支援B型作業所などの利用者が受けとっている。

全国平均が約15000円。

岡山県の平均は13000円と、全国平均よりも2000円程度低い水準になっている。

ちなみに、日当ではなく、一月あたりの支給額です。

これを受けて、岡山県岡山市も、工賃向上に向けた様な取り組みをしています。

岡山市が昨年から取り組んでいるのが、

福祉作業所の製品ブラッシュアップ事業とレベルアップ事業

この両方に携わらせていただいてます。

ブラッシュアップ事業とは、その名の通り、

作業所の製品のデザインや商品としての価値を、ブランディングやデザインのプロの手でブラッシュアップする事業。

レベルアップ事業とは、作業所の工賃が低迷している課題を個別に分析して、方向性を模索しつつ、具体的な打開策を協議しながら進めて行く事業。

こちらは、経営課題や数値分析や管理、戦略的なマーケティングブランディングなど、多方面な関わりが必要になってきてます。

昨年11月に社会福祉協議会主催のセミナーを開催、複数の事業所に向けた説明会や2回のワークショップの後、個別対応を希望する事業所を募集。

3つの事業所で個別の協議を重ねてきて、数月が経過してます。

それぞれ、課題や強み、事業の種類も様、利用者の特性、地域性などもありますが、管理責任者の方だけでなく、他の経営幹部の方や、担当の責任者の方なども協議に参加していただいたりして、中身の濃い協議が毎回繰り広げられています。

数字や目標ありきのトップダウンで無理やり進めるのでなく、スタッフさん、利用者のモチベーションも大切にしながら、新しい取り組みを納得していただき、持続性がありゴールを共有できる形で実行してほしい、との思いで関わらせていただいてます。

課題が多岐に渡るので、経営相談のプロの方と2名体制で対応しています。

毎回、岡山市の職員の方も2名同席いただき、福祉分野での法的知識が必要な場面では、助け舟を出していただいたりしています。

福祉の業界に、経営感覚を。

工賃向上

この至上命題に真剣に取り組んでいます。

福祉なので、ある意味、一般企業よりも難しい場面もたくさんあります。

そこは、参加者の人間性と、福祉に対する情熱とアイデア、粘り強さでクリアできると信じています。

ギリギリのマンパワーで回している現場に、別の業界からの視点で、改善できるポイントをお伝えできれば。

まずは今年度末までにある程度、形にする。

それからも回り続ける仕組みと、やり方進め方を経験していただきたいのです。

今日、伺った事業所の方の目の輝きが変わったのが、とても印象的なのでした。

次回は9月初旬に訪問です。